2026.4.29(水)

解散という言葉

人が何人か集まってできたグループに、グループという単位で出会うと、その人たちがひとつの場所に集まり留まっていることが、ふつうのことだと思ってしまう。

でもちょっと考えたら、そのグループをつくる一人ひとりに元は別の人生があり、今はたまたま同じ場所にいるだけという、その偶然のすごさは想像できる。

そもそも、自然な状態だと、物質は基本的に拡散していく。人体だって細胞がひとつに集まって生命という機能を果たすには、毎日そうとうなエネルギーがいる。集まっていることを維持するだけで、エネルギーがいる。

だから、その集まっていたものがバラバラになるということは、ある意味自然に戻ったという側面もあり、反射的には悲しいのかもしれないけれど、緊張がほどけたような、穏やかに川が分水したような雰囲気も感じる。

「解散」という言葉には、そこに留まり機能を維持してほしいというヒトの願望と、本来の状態に戻っただけという自然が同居しているなと思う。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。いま「集まっているもの」は、シンプルに奇跡。

記念日ナポリタンの日
元号令和8
和風月名卯月
二十四節季穀雨
七十二候霜止出苗
六曜先負
旧暦3月13日

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