

人が何人か集まってできたグループに、グループという単位で出会うと、その人たちがひとつの場所に集まり留まっていることが、ふつうのことだと思ってしまう。
でもちょっと考えたら、そのグループをつくる一人ひとりに元は別の人生があり、今はたまたま同じ場所にいるだけという、その偶然のすごさは想像できる。
そもそも、自然な状態だと、物質は基本的に拡散していく。人体だって細胞がひとつに集まって生命という機能を果たすには、毎日そうとうなエネルギーがいる。集まっていることを維持するだけで、エネルギーがいる。
だから、その集まっていたものがバラバラになるということは、ある意味自然に戻ったという側面もあり、反射的には悲しいのかもしれないけれど、緊張がほどけたような、穏やかに川が分水したような雰囲気も感じる。
「解散」という言葉には、そこに留まり機能を維持してほしいというヒトの願望と、本来の状態に戻っただけという自然が同居しているなと思う。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。いま「集まっているもの」は、シンプルに奇跡。
| 記念日 | ナポリタンの日 |
| 元号 | 令和8 |
| 和風月名 | 卯月 |
| 二十四節季 | 穀雨 |
| 七十二候 | 霜止出苗 |
| 六曜 | 先負 |
| 旧暦 | 3月13日 |


