

食中毒をテーマにした新しいZINEを作ろうと思って、復習をしている。復習といっても知っているのは基本的な概要だけなので、一つひとつの細かい内容は初めて知ることばかり。
例えば、ウェルシュ菌やカンピロバクターという食中毒菌が食中毒統計に追加されたのが昭和58年だったとか。それまでは、これらを考えずに生活していたのか。食中毒の基礎として習った身としては、けっこう不思議な感覚がある。
原因菌ごとに紹介されている事例も興味深い。
ある事例では、調理担当者がしっかり加熱さえすれば食中毒菌は完全にいなくなると思い、カレーを一時間加熱したあと一晩そのまま放置し、翌日の弁当に入れて提供したというもの。ウェルシュ菌という、加熱に強く常温で増える菌の存在を知っていれば絶対にしない行為だけど、少し前までは調理担当者だって知らなかったわけだ。
食中毒は、料理が腐ってなくても起こる。料理がおいしくても起こる。そういう見えないものに対処するためには、知識と具体的な操作(例えば肉と野菜を切るまな板を分ける)が大切になってくる。
そして調理というのは、食事をおいしく食べる作業だと思いがちだけど、それ以前に安全に食べる作業でもある。
手を洗うとか、すぐ冷蔵庫に入れるとか、そういう些細な行為の効用を再度実感している。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。「何も起こさない」って、けっこう手間がかかること。
| 記念日 | くるみの日 |
| 元号 | 令和8 |
| 和風月名 | 長月 |
| 二十四節季 | 秋分 |
| 七十二候 | 蟄虫坏戸 |
| 六曜 | 先負 |
| 旧暦 | 8月20日 |


