

かぶの表面が、傷がついてたり、蒸散してるように見えるものがあって、見た目で判断したら、これはお店に並べても売れないから出荷は難しい、と言われたものがあった。
でも、半分に切ってみたら、中は真っ白できれいで、甘みもすごくあるおいしいかぶだったから、なんとか出荷して届けたい!って売ってくれる人たちに相談して、お店に並べてもらったし、お客さんにも届けてくれた。
きれいなものを仕入れて並べるのが、効率がいいことはわかっていて、出荷判断が難しい野菜の対応は絶対非効率だけど、これは絶対においしいからって伝えて届ける、いい意味での泥臭い連携作業ができたのは、うれしかったし、いいものをちゃんとわかってもらえるための仕事をしたい。
パッと見がどうかだけじゃなくて、深いところまで知ること。それは、カットしてみてどうかとか、味はどうかとか、農家さんごとでどんな傾向があるかとか、総合的にもっと五感を使って理解していきたいし、その作業にしょうがないよねが入り込みすぎるのはダメだと、気が引き締まった。
検品のためにカットして食べたその時に、私はこの生産者さんのかぶを食べておいしさのあまりに感動したから野菜がより好きになったんだった、ということを思い出したよ。同じ感動を、どこかで誰かもしていたら、いいなと思う。

今日も遊びに来てくれて、ありがとうございます☺︎この時期のかぶは、甘みが増しておいしいよね。
| 記念日 | かきフライの日 |
| 元号 | 令和7 |
| 和風月名 | 霜月 |
| 二十四節季 | 立冬 |
| 七十二候 | 金盞香 |
| 六曜 | 大安 |
| 旧暦 | 10月2日 |


