

揚げ物をすると、油の処理があるので、食べた後の片付けがいつもより多くなる。これはけっこうたいへん。そもそも作るのにも時間がかかるので、「揚げ物を食べたい」というだけなら、外に食べに行くか、惣菜を買ってくる方がいい。
けれど、それらでは得られないシンプルな味や、できたてのおいしさがある。なんなら、作りながら食べるなんておいしさは、家でやらないと味わえない。こういうのが欲しくなるので、いろいろ手間でも定期的に揚げ物を作ってしまう。
結局のところ、メリットが勝つかどうかだなぁと思う。メリットが勝てば、それなりに手間なこともやっている。(本を読むとか、手帳を書くとか、ZINE作るとかもぜんぶそう)
そして、その手間があるからこそ、認識しているメリットがそれを超えて実行できたときに、楽しいなぁとか、おいしいなぁと感じる。
そう思うと、この揚げ物をいちばんおいしいと思うのは作った人だし、何事においても「その前後」をトータルで担当している人が楽しさを知っている。
「おいしいところだけ」という言い方は、苦労を最小限にするような言い回しだけど、「おいしいところ」は、準備と片付けを含めたところにもあるぞと思った。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。前後を担当しないことは飽きやすいとも思う。
| 記念日 | 皮膚の日 |
| 元号 | 令和7 |
| 和風月名 | 霜月 |
| 二十四節季 | 立冬 |
| 七十二候 | 地始凍 |
| 六曜 | 先勝 |
| 旧暦 | 9月23日 |


