

野菜を買っている人に、「何のために買ってますか?」と聞けば、まぁほとんど全員が、「食べるため」と答えると思う。
僕もそうだったのだけど、少し前に、「せっかくおいしくていい野菜を買っているのだから、ただ食べるだけじゃもったいなくないか?」と思ってしまった。
例えば、自分が「カメラマン」だと想像を膨らませば、買った野菜は被写体になる。自分は野菜を被写体として買っている側面がある、と、捉えることができる。
ということで、やってきた野菜たちの写真を撮りはじめた。僕的には、何かに使えるかもしれない素材写真がたまっていくのが、すでに楽しい。
また、自分が「デザイナー」だったら、その写真はデザインの元ネタになるんじゃないかと想像を進めることもできる。ということで、撮った写真を加工して、自分が好きな不規則な模様っぽいものをつくった。上の写真はエリンギ。次はこのデザインをなにかに利用できたら、さらにおもしろそう。
よく、食材の皮や種などを捨てずに丸ごと食べる、「ホールフード」という考え方があるけれど、これを応用して、自分が買ったものを、メインの目的以外でも楽しむ「ホールホビー」みたいな視点もあるなぁと。
プロかアマかとか、生産者か消費者かとかを分けずに考えれば、自分が好きな「それ」で、もっともっと楽しめるぞ。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。買った野菜をもとに、文章を書いているし。
記念日 | 城の日 |
元号 | 令和7 |
和風月名 | 卯月 |
二十四節季 | 清明 |
七十二候 | 玄鳥至 |
六曜 | 大安 |
旧暦 | 3月9日 |
