就活の面接を練習をすると、受け答えがみんな似てくるように、自己表現をしようと思うほど、それは誰かの真似になるというか、所作の模倣でしかなくなる。
料理でいうと、はじめにガツンと来るスパイスばかりが優先されて、その組み合わせをどうしようかだけ考えている感じ。たしかにスパイスの種類は違うけど、そこがちょっと違うだけじゃん、と。
一方で、自己鑑賞というか、内向きに向けられた表現は、派手さはないが、誰かと似ない、模倣でもない、その人が現れる。たぶん、表現を受ける側からすると、こちらの方がよっぽど自己表現として受け取れる。
辛いものが苦手なので、自分にちょうどいい具合を極めました、という料理の方が、その人らしさを表現する、みたいな。はじめは内向きに向かっていたものが、どこかで反射して他の人に届くイメージ。
ほら、光を直接向けられると、どれもただ眩しいと感じるだけだが、光が反射して届くものには、ちゃんと色を感じられる。
えっと、おそらくこの文章が例え話ばかりなのは、自分の中に一言で表現できる言葉がないからだろうけど、そういうことを感じた場所でした。
今日もお越しいただき、ありがとうございます。その人の日常こそが、自己表現。
記念日 | 東京タワー完工の日 |
元号 | 令和6 |
和風月名 | 師走 |
二十四節季 | 冬至 |
七十二候 | 乃東生 |
六曜 | 先負 |
旧暦 | 11月23日 |