

健診に行ったpinoから、「保険証がない」という連絡が来た。マイナンバーカードがあったので、その場は問題なかったようだけど、いつもの財布に入っていなかったらしい。支払いに問題がなくても、保険証がないのはさすがにヤバい。帰ってくるやいなや、捜索開始である。
まずはいつもの財布と鞄。中身をすべて出し、カード類を一枚ずつ確認する。pinoのあと僕もダブルチェック。しかし、ない。
僕は考える。よく使う道具とは違い、さすがに保険証をうっかりどこかに置き忘れるということはないだろう。あるとすれば、病院での返し忘れか、病院で支払いを終えたときにもらう紙類と一緒に紛れ込ませたか、もしくはしまおうとしたタイミングで本当に落としたか、のどれかだろう。そう思い、最後に保険証を出したタイミングを尋ねる。
するとどうやら、一ヶ月くらい前の歯医者か、会社で受けた別の健診かのどちらからしい。
すぐに保険証の忘れ物、落とし物がないか確認の電話をする。歯医者は無いとのこと。健診の病院は時間外で繋がらず。
続いて、家に保管している診療明細書の間を確認する。が、出てこず。こうなると、本当に落とした可能性も出てくる。
さて、どうしよう。明日、時間外だった病院へもう一度電話をして確認するのを待つか、それともこのまま警察署に行って紛失届を出すか。
なくしたタイミングが分からない以上、対応は早めの方がいい。
少し悩み、とりあえず警察署行くか、そう言いかけたところで、部屋の奥から「あった!」という声が聞こえた。
「どこによ!?」
そう返すと、「今はもう使っていない古い方の財布に、なぜか入っていた」とのこと。
僕は思わず叫ぶ。
「あぁぁー!くやしー![古い財布]って提案は思いつけたわ、あぁなんで言わんかったんやろ、これはくやしいー!」
pinoの財布が二つあることは知っていた。けれど、両方とも現役だと思っていたので、てっきり確認したものだと思っていた。なんなら一瞬形は思い浮かべた。
そうか、きっと先ほど挙げた三つの可能性、そのパターンを考えたことで、考えた気になっていたんだ。もう三つの中のどれかだと思い、それらの確認に気を取られてしまった。
どこかでもう一回、(他の可能性はないか?)と考えればよかった。
突然始まった探し物ゲームになぜか敗れ、くやしさと反省をにじませた自分。しかしすぐに、(いや、そもそもなくしたの僕じゃないし!笑)と思ったところで、今回の捜索は幕を閉じた。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。こういうとき、へんに焦ったりイライラしたりしないことが、わりと大切だったりするわけで。
| 記念日 | リサイクルの日 |
| 元号 | 令和8 |
| 和風月名 | 神無月 |
| 二十四節季 | 寒露 |
| 七十二候 | 蟋蟀在戸 |
| 六曜 | 赤口 |
| 旧暦 | 9月10日 |


