

むかしむかし一人暮らしをしていたときのある日、「バスタオルって効率わるくない!?」と強烈に思ったことがあった。
毎日使うものなのに、面積的にはタオル地の半分くらいしか使わないし、洗濯して乾かすのにやたらと時間がかかるし、冬だと半乾きできもちわるいし、アパートの小さな部屋だからベランダも限られているし、部屋干しすると景色がほぼバスタオルになるし。
「これやったらふつうのタオル2枚使う方がよくない?」
そう思って試してみると、面積的にも乾くスピード的にも圧倒的に快適になった。
そんなこともあって、僕は反バスタオル体制派として過ごし、pinoと一緒に住むようになってからもその姿勢のままやってきた。
ところが先日、とある抽選でバスタオルが当たった。ちょっといいやつ。
さすがに使わないのはタオルに申し訳ないので、「pino使っていいよ~」と託してみる。
感想を聞くとやっぱりよかったようで、「marcyも使ってみなよ〜」ということで、洗って乾かしてアイロンをかけて翌々日僕も使う。
久しぶりのバスタオル。ふわふわで超快適。びっくりする。
しかし、「こんなに濡れてないとこ残ってるとか贅沢すぎる…」と、長年のクセが出てしまう。
そしてこの一連のあと、とくに話し合ったわけではないのに、(洗濯物が乾きにくい冬ということもあり)しぜんと連日の使用が控えられる。
正直、pinoが使う分にはまったくなにも思わないのだけど、自分が使うとなると、なにか「とっておきの日だから」みたいな後押しがいる。いや、バスタオルを使うとっておきの日ってなんだよ。
「だってふつうのタオル2枚使う方がいいじゃん」
あのとき目覚めてしまった反体制派の姿勢を覆す理由を探しながら、今日もちょっといいバスタオルの横に置いてあるふつうのタオルを使った。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。同志を求む。
| 記念日 | つばきの日 |
| 元号 | 令和8 |
| 和風月名 | 如月 |
| 二十四節季 | 立春 |
| 七十二候 | 東風解凍 |
| 六曜 | 友引 |
| 旧暦 | 12月21日 |

