2025.11.10(月)

ひとりで楽しめるか

本(読書)って、流行に乗らなくてもぜんぜん気にならない数少ない娯楽だと思う。もちろん新刊で読みたいものはあるけれど、数年前の、数十年数百年前の本であっても、今自分が読みたいと思ったら、今の自分が出合ったとしたら、周りを気にせずじっくり読める。

その理由のひとつに、「ひとり」ということがあるのかなぁと思う。基本的に本を読むのはひとりじゃないとできないし、著者もまたひとりであることが多い。間接的な一対一のコミュニケーションがあり、この関係性のものって、他にあんまりない。

思えば流行って、一対多という巻き込まれかたをしている。流行っているものを楽しんでいるのは一人ひとりなのに、気づけば「自分とみんな」という構図を感じてしまう。

そんなときに、読書の一対一は、それを忘れさせてくれるというか、もう自分一人だけで完結している感じをくれる。

本を読んでいるときにそんなことを思ったのだけど、もしかしたら他のことでも、そうやって周りを気にせずにいられるものが「自分の趣味」ということなのかも。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。なにかと流行引力みたいなものが強い時代。

記念日いい友の日
元号令和7
和風月名霜月
二十四節季立冬
七十二候山茶始開
六曜大安
旧暦9月21日

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