marcy
 では次、

 3つめのグループいきます。
 3つめは「音」



pino
 おと??

marcy

 まずハクサイ。

    

pino

 はくさい、音?(笑)

marcy

 ハクサイは、
 中国語の「白菜(パイツァイ)」を
 日本語読みしたものです(笑)

pino

 なるほど。
 びっくりした、白菜が
 「ハクハク、サイサイ」みたいな
 音を出してるのかと思った(笑)

marcy

 あぁ~野菜が出している
 音ではないです(笑)
 その、意味とか見た目とかではなく、
 外国語から入ってきた音を
 そのまま採用しているという理由で
 「音」グループです。

pino

 なるほどねぇ。
 呼びにくかったのかな、パイツァイ。

marcy

 それはそうだよ思うよ。
 やっぱ日本語にない音の組み合わせは
 残りにくいと思う。
 「パイ」「ツァイ」ってないでしょう(笑)

pino

 まぁねぇ(笑)

marcy
 音の2つめ。

 「ゴボウ」

    

pino
 ごぼう!

marcy

 これも「牛蒡」って漢字があるじゃん。
 これを音読みして「ゴボウ」って
 したみたい。
 平安時代は「きたきす」とか
 「うまふぶき」とも呼ばれていた。

pino

 へぇ~。

marcy

 「牛」は、大きいものという意味。
 「蒡」はフキみたいな植物があって、
 これに似ているから「牛蒡」と
 漢字がついてて
 それをそのまま日本語読みした。

pino

 「うまふぶき」のまま来てほしかったな。

marcy

 かっこいいけどさ(笑)
 「きんぴらうまふぶき」とかに
 なっちゃうよ
 歌舞伎用語みたい(笑)

pino

 「うまふぶきのきんぴら」
 かっこいいじゃん(笑)

marcy

 わるくはないけど(笑)

pino

 それがふつうになっていたかもしれない
 世界線の世の中を考えてみて。

marcy

 もちろんありえたけど。

pino

 「あ、うまふぶきが198円ですって!」

marcy

 タイムトラベラーかと思われてしまう(笑)
 ちなみに、そんなうまふぶきは、
 10世紀以前に、中国から
 薬草としてやってきてます。

pino

 へぇ~やくそう。

marcy

 うん、そのあと日本で
 栽培種として改良されて、
 野菜として食べだした。

pino

 なるほどね。