『DJ kjの今週の1曲 』(2021.5~2022.5連載)で紹介した音楽たちを、まぴ家のプレイリストとしてまとめました。(わが家では、おうちBGMや、お仕事場で音楽担当になったときに活躍中です。)
プレイリストは、2種類の音楽配信アプリで聴くことができます。
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(含まれない曲:「REFLECT」SCARLET)
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曲を選んでくれたひと。
kj (ケージェー)
まぴ家の じょうれん。
ジャパニーズ ロック ミュージック が すき。定期的に グッド ミュージック を みつけては そっと オススメ してくる。
曲リストと好きな部分。
口ずさむとなんとも気持ち良い曲。
歌詞は最早「意味」としてではなく、このメロディのための「音」として選ばれたのでは?
メロディと譜割りの天才。譜割りは、「1小節内にいくつ音符をいれるか」だったり「音符に対して歌詞の1音ずつをどう置いていくか」などいろんな意味で使われる言葉。どれにせよ天才。
どんな変化球でもストライクに入れられる人が投げたストレートな一曲。大人の真っ直ぐさ。
原曲「銀杏BOYZ」ボーカル「セントチヒロ・チッチ(BiSH)」演奏「リーガルリリー」
素敵な掛け算。歪んだギターと浮遊感。何故かとても夜に似合う。
「さよなら」を音符とラララで表現できるとは。
「意味」を形容できるのはきっと、言葉だけじゃないんだなと。
ぜひ原曲と聴き比べしてほしい。
ふたりの楽器のような声の使い方の違いが面白い。
AメロBメロの感情抑えめアレンジと、サビの高揚感のバランスが心地良い。
ライブでめっちゃを手を上げたくなる感じ。
テーマはダークでも、私小説的な書き方や、音楽に昇華された作品が好き。
ポップなのにどこか異質。なんだかわからないけど一曲まるごと聴いちゃうやつ。
いつのまにか知っていた、この曲を聴いて感じる「夏感」はいったいどこからきたのか?
タイトル?夏に聴いた経験?
もしかするとメロディにも「季節」という属性があるのでしょうか。
派手じゃなくても静かな迫力。混声の魅力。
発売当時、有線で知った個人的懐かし曲。
こういうシンプルなバンドサウンドはいつまで経っても好きだし、色褪せない(気がする)。
楽器の種類が多過ぎるのは、必要以上な豪華さを感じることがあるけど、GARNET CROWは不思議と違和感が無い。キレイな足し算。
なんとも不思議なインスト曲。聴いた人たちがどんな感情をもつのか、想像つかなくて面白い。
ポップ&ポップ&ポップ。
AメロBメロCメロDメロ?Eメロ?Fメロ?何メロ??
メロディの種類多すぎてミニアルバム聴いたくらいの満足感。
グルーヴ感ってなんでしょうね?
いろんな解釈があるみたいですが、個人的にはこの曲を聴いたとき「こういうことか」とピンときたのを覚えてます。
曲の展開としての盛り上がりと、決して派手になり過ぎない絶妙なバランスがすごく好き。
楽器のアレンジに似合う歌のメロディの音符の少なさと、のせる歌詞の自然さ。
清々しいストレートさ。パッと気分を晴らしてくれるような曲。
ボーカル2人の声が重なる時の声の混ざりがすごい。同じ楽器鳴らしてるみたい。
「静寂」という言葉が歌詞にありますが、曲全体を通して不思議な静けさを感じるんですよね。
歌声、コーラス、全楽器の音が、それぞれしっかり必要なところで鳴ってて、このアレンジ以外、正解は存在しないのでは?という完成度な曲。
浮遊感のあるシューゲイザー的なサウンドが好きなんですよねぇ。
発売は2012年。人間の歴史でも、個人の歴史でも、コンテンツが時間や環境を超えて響くことがあるって面白いですよね。
明るいのか暗いのか即答できない、ちゃんと好きなのに何味かはわからないガム…みたいなスゴいセンス。
主人公が自身の性格と信条と自戒を混ぜて書いた日記のような歌詞。
こんなに背中を押されるメロディにのせて歌われたら、素敵しか生まれない。
「言葉と音符があるだけ」
この曲で「音楽と人」の関係についてを考えてみても面白い。
誰が何のどの部分を好きになろうが自由ですが、その「好きな部分」の自覚って大事だと思う。
サビの「Can you feel?」の爆発力。
形容できない喜怒哀楽その他の感情がこの一言に込められているように感じる。
「メルシールー」は作詞の蒼山さんによる造語。
言葉の音も、のるメロディも、字面も、この曲に似合い過ぎてる。
海辺の音をぼーっと聞きながら、動かし過ぎた頭をリセットする。みたいな曲。
ミドルテンポにすることで雰囲気が穏やかになるのかと思ったら、めっちゃくちゃ鋭利な曲。
抜きがちな朝ご飯を意識してちゃんと食べようとするように、この曲をちゃんと噛み締められる日々であり続けたいなぁと。
聴いている間、自分を主人公にしてくれるところも音楽の好きな部分のひとつなんですよね。
具体的とも抽象的とも当てはまらないような歌詞。読み解かなくても、自分の中にだけ浮かんだイメージで味わえる音楽。
イントロのギターからAメロへのメロディの引き渡しがキレイ過ぎる。
なんでしょう、このちゃんとした「軽さ」がある音楽。軽くて強固な不思議なセンス。
”人生”を”舞台”で比喩表現した作品がなぜか好き。
公式によればコンセプトは『60〜70年代に影響を受けた90年代のリバイバル』
音楽もまた、こうしてまた周ってゆくのでしょうかねぇ。
誰かが言葉に変えた「この雰囲気」が音楽を媒体にして違う誰かの中で、その人だけが感じた「この雰囲気」になるのが面白い。
キーボードのメロディと、それに似合う音色がとても心地良い。
原曲とカバー曲。それぞれの完成形をみせてくれる楽しさが好き。アレンジは違えど同じ熱量に感じたりする。
この曲を「応援歌」と解釈した時、あまりに完璧過ぎません?
「何回だって言うよ 世界は美しいよ」
歌詞の言葉から意味を理解するのとは別に、何故この意味の言葉をこの歌詞として置いたのか、という余白の部分を想像してグッときたりする。
楽曲のアレンジの中に反響や残響などの空間の意識があるのが面白い。この曲の好きな部分のひとつに、この空間の表現が大事な要素になっている。
メロディの滑らかさがすごい。無意識に鼻歌で歌ってしまうような滑らかさと、ポップ過ぎない歌詞が良い。
「窓から差し込む暖かい日差しと揺れるカーテン」のイメージが、いつの間にか浮かぶようになったこの曲。「春」の音の温度のバランスが素敵。
Cメロのそれぞれが好きに表現してる感じと、勢いそのままのラストサビへの繋げ方が好き。
さまざまな「音色」のちりばめ方がスゴい。無作為に選んだ色で描いた絵のような面白さ。
温かさがゆっくり伝わるように心に入る曲。聴き終わったあと、静かに「いいねぇ」って言いたくなる。
行き過ぎた内省から、そっと外へ連れ出してくれる曲であり、そういう「場所」のイメージ。
始まった瞬間からもう全部かっこいい。目を奪われた経験の中の一つ。できれば音量大きめで是非。
ポップさの中に、どこか切なさを感じる。きっと受け取り方は自由で、只々「音楽」を魅せてくれる曲。
タイトル通りの終幕感とエンディング感。この曲全体を飾る「終末と共に気付く希望」の表現が好き。